2016年6月5日日曜日

教員採用試験の論文の実践的な勉強方法

2014年の東京都教員採用試験小学校全科の論文課題です。

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特別活動では、一人一人の児童が互いのよさや可能性を認め、
生かし、伸ばし合うことができる教育を充実させることか求められています。


このことについて、あなたの考えを述べた上で、
その考えに立ち、どのように学級経営に取り組んでいくか、述べなさい。
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みなさんならどう書きますか?

まず、


「一人一人の児童が互いの良さや可能性を認め、生かし、
伸ばし合うことができる教育を充実させる」


という言葉について何を考えるかです。


人間には個性によって得意なこと、不得意なことがあります。


社会はこのことを前提として、
不得意なことを補い合いながらまわっています。


全員が法律を暗記していなくても
トラブルに教われたとき
法律を得意としている弁護士に任せることができます。


社会はお互いの良さを組み合わせることで
より良いものになっていくのであれば、
上の文章はとても大切なことです。


さらに、人は一人では生きていけないと言われますが
それは個人的な経験からも述べることができるでしょう。


誰かの役に立ったとき、
自分が必要とされているとき、
とてもうれしかった経験があるはずです。


そのことを述べながら
自分が人の役に立ち、
良さを認めてもらったときの自己肯定感を
述べることもできそうです。


さらに、人は認められると
そこを伸ばそうとする傾向もあります。


子どもたちも認められることで
より伸ばそうという意識が育ちます。




特別活動は学校行事、委員会活動などありますが、
学級経営なので、係活動は述べやすいと思います。


係活動を通して、子どもは誰かの役に立ち
クラスに居場所を見つけることができます。


そのような個性を生かすことができる係活動を
どう作るか。
これは自分の色が出ます。


掲示をふんだんに使うこともできます。
発表の機会を作ることができます。


不安なことは活動が停滞すること。
さらに自分の個性が発揮できない係になることも。


活動が停滞しないような手立ては
自分でいろいろと考えることができるはずです。


自分の個性が発揮できないのは
個性とは何かにもつながります。


子どもの時点ではまだ自分の個性がわからないことが
多くあります。
子どもは可能性に満ちあふれています。


だから、自分が希望しない係につくことも
自分の個性を見つける1つの出来事となります。



ただし、子どもが自己否定に陥らないように
苦手な活動に従事している子には
担任としての手立てが必要になるはずです。


そこをうまく書く必要があります。


どうですか?

論文ってこう考えていくと
自分の教師力もアップさせる大切な
学びの機会だと思いませんか?


ぜひ、論文に何が出題されるかを知った上で
自分の論を深めてくださいね!


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