ラベル 合格体験記 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 合格体験記 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年7月31日火曜日

教員採用試験に受かる気がしない人へ|不安を勉強に変える7つの方法

教員採用試験の勉強を続けていると、 突然「本当に合格できるのだろうか」と不安になることがあります。

  • 過去問の点数が上がらない
  • 周りの受験者の方が進んでいるように見える
  • 仕事や大学が忙しく、勉強時間を確保できない
  • 論文や面接の正解が分からない
  • 一度不合格になった経験が頭から離れない
  • 倍率を見るたびに気持ちが揺れる

私も、社会人から東京都教員採用試験を独学で受験したとき、 合格発表を見るまで不安が完全になくなることはありませんでした。

教育学部出身ではなく、教員免許取得のための通信制大学の学修と、 教員採用試験対策を並行していたからです。

それでも最初の受験で最終合格し、その後、公立小学校と海外の日本人学校で勤務しました。 海外で学習塾を約9年間経営した後、長い期間を経て東京都教員採用試験を再受験し、 もう一度最終合格しています。

当時の私は、教採への不安を「サポーター」と表現していました。

不安が、 「まだ準備できることがある」 「このままでよいか確認した方がよい」 と教えてくれることがあるからです。

ただし、全ての不安を「努力が足りないからだ」と考える必要はありません。

十分に準備していても、本気で合格したいからこそ不安になります。 大切なのは、不安を無理に消すことではなく、 不安の正体を確認し、今日できる行動へ変えることです。

この記事の結論

  • 不安があることと、不合格になることは別
  • 不安を漠然としたまま放置しない
  • 過去問から現在地を確認する
  • 倍率ではなく、自分の課題を見る
  • 一日ではなく、週単位で進捗を確認する
  • 不安が強い日は、最小の一つだけ終える
  • 一人で抱えず、必要なときは人へ相談する

教採に受かる気がしないと感じる主な原因

「受かる気がしない」という気持ちの中には、 複数の原因が混ざっています。

まず、何が不安なのかを分けて考えます。

不安の内容 最初に確認すること
筆記で点数が取れない 分野別正答率と誤答の原因
勉強時間が足りない 週に使える時間と優先順位
論文が書けない 構成を作れるか、時間内に書けるか
面接が怖い 回答内容、話し方、練習相手のどこに課題があるか
倍率が気になる 自分の校種・教科・選考区分の条件
理由は分からないが不安 睡眠、疲労、仕事、生活全体の状態

原因が違えば、対処方法も変わります。

「もっと頑張る」と一括りにせず、 何を改善すれば安心へ近づくのかを具体的にします。

1.不安を紙に書き出す

頭の中だけで考えていると、 複数の不安が一つの大きな塊に見えます。

紙やメモへ、次の形で書いてください。

不安の整理例

不安:教育法規が覚えられない

事実:過去問では10問中4問正解だった

原因:法律名と内容の組合せを混同している

今日の行動:間違えた6問だけを解き直す

「自分は合格できない」という予測ではなく、 現在確認できる事実へ戻ります。

2.過去問で現在地を確認する

不安を減らすために、根拠のない「大丈夫」という言葉だけへ頼る必要はありません。

過去問を解けば、現在の課題を具体的に確認できます。

  • 何点取れているか
  • 時間内に終わるか
  • どの分野を間違えているか
  • 知識不足か、読み違いか
  • あと何を学ぶ必要があるか

点数が低かったとしても、 「何をすればよいか分からない状態」からは前進できます。

教員採用試験の過去問の使い方を見る

3.倍率を見る回数を減らす

倍率は、受験するか判断したり、 選考状況を把握したりするための情報です。

しかし、一日に何度確認しても倍率は変わりません。

倍率が高くても低くても、 今日取り組む過去問、論文、面接練習の内容は基本的に同じです。

倍率を確認するのは、公式発表があったときだけで十分です。

東京都教員採用試験の倍率の見方を確認する

4.一日の勉強時間ではなく、週単位で考える

仕事や大学、家庭の都合で、 予定していた時間を確保できない日もあります。

一日できなかっただけで、 「もう間に合わない」と判断する必要はありません。

次のように、週単位で確認します。

  • 過去問を何問解いたか
  • 誤答を何問復習したか
  • 論文構成を何題作ったか
  • 面接質問を何問話したか
  • 来週の最優先課題は何か

予定に遅れた場合は、睡眠を削って全てを取り戻すのではなく、 優先順位を付け直します。

社会人・大学生別の勉強時間と計画を見る

5.不安が強い日は「最小の一つ」を終える

不安が強い日に、 「今日は5時間集中しなければ」と考えると、 始める前から負担が大きくなります。

そのような日は、最小の一つを決めます。

最小の行動例

  • 誤答問題を3問だけ解く
  • 面接質問を一つだけ声に出す
  • 論文の結論だけ書く
  • 実施要綱の自分の選考区分だけ確認する
  • 机へ参考書を置き、10分だけ読む

10分取り組んで続けられそうなら、そのまま進めます。

続けられなければ、その日は一つ終えたところで休み、 翌日の課題を決めます。

6.模範解答ではなく、自分の準備状況を見る

論文や面接には、筆記試験のような一つの正解がないため、 不安を感じやすくなります。

模範解答を何度読んでも、 自分が本番で書いたり話したりできるかは分かりません。

次の行動で確認します。

  • 論文を制限時間内に実際に書く
  • 面接回答を30秒・1分で話す
  • 録音して結論や具体性を確認する
  • 可能なら第三者へ見てもらう

「できる気がするか」ではなく、 実際にできたかを確認します。

面接回答を丸暗記せずに作る方法を見る

7.一人で抱え込まない

独学は、自分で計画し、自分で勉強を進める方法です。

誰にも相談してはいけないという意味ではありません。

  • 大学の教職担当
  • 現職教員
  • 同じ受験者
  • 家族や友人
  • 論文の添削者
  • 模擬面接の担当者

不安を話すだけでも、 頭の中で混ざっていた問題が整理されることがあります。

勉強や受験への不安によって、眠れない状態や食事が取れない状態、 日常生活へ強い影響が続いている場合は、 根性だけで抱えず、身近な人や適切な相談先へ相談してください。

不安になったときの5分整理シート

1.今、不安なことは何か
例:専門教養の点数が上がらない

2.確認できる事実は何か
例:前回50点、今回は58点だった

3.最も間違いが多い分野は何か
例:算数の学習指導要領

4.今日できる一つは何か
例:間違えた5問を解き直す

5.いつ確認し直すか
例:3日後に同じ5問を解く

私が不安を感じたときに考えていたこと

私も、未来の合否を知ることはできませんでした。

だからこそ、 「合格するかどうか」を何度も考える代わりに、 「今日、合格へ近づくことを終えたか」を考えるようにしていました。

不安になったということは、 教員採用試験を大切に考えているということでもあります。

ただし、不安に支配され、何も始められなくなってしまえば、 合格へ近づく力にはなりません。

不安から受け取るべきものは、 自分を責める言葉ではなく、 次に確認する課題です。

何から始めればよいか分からない人へ

私が社会人から教員免許取得と採用試験対策を並行し、 約10か月で東京都教員採用試験に独学合格した過程をまとめています。

勉強時間、仕事との両立、過去問、参考書、問題集、 誤答分析、論文、面接まで、実際に進めた順番を整理しました。

独学合格までの10か月を見る【500円】

論文・面接・学級経営など、ほかの実践教材を見る

よくある質問

不安になるのは、勉強不足だからですか

必ずしもそうではありません。

準備不足に気付いて不安になる場合もありますが、 十分に勉強していても、本気で合格したいから不安になることがあります。

感情だけで判断せず、過去問、論文、面接練習の結果から確認してください。

周りの受験者を見ると焦ります

SNSで見えるのは、その人の勉強の一部分です。

勉強時間や教材数だけを比較せず、 自分が受ける自治体の過去問と、自分の弱点へ意識を戻してください。

一度不合格になり、また落ちる気がします

前回の不合格と、今回の結果は同じではありません。

筆記、論文、面接のどこに課題があったのかを整理し、 前回から何を変えたかを確認します。

原因が分からない場合は、 成績開示、第三者の添削、模擬面接なども検討してください。

試験直前に受かる気がしなくなりました

直前期は、新しい教材へ手を広げず、 過去に間違えた問題、論文構成、面接の中心的な回答を確認します。

持ち物、会場、交通経路、睡眠など、 当日の失敗を防ぐ準備へ移ることも大切です。

まとめ

教員採用試験に受かる気がしないと感じても、 その感情だけで合否が決まるわけではありません。

  • 不安の内容を紙へ書く
  • 予測と事実を分ける
  • 過去問で現在地を確認する
  • 倍率を何度も見ない
  • 週単位で進捗を確認する
  • 不安が強い日は最小の一つを終える
  • 必要なときは第三者へ相談する

未来の合否を今すぐ確定させることはできません。

しかし、今日の行動を一つ決め、 合格へ近づくことはできます。

「受かるだろうか」と考え続ける時間を、 まず一問を解く時間へ変えてください。

2017年4月8日土曜日

教員採用試験に独学で合格するための合格体験記

このブログを読んでいるみなさんは
教員採用試験を独学で合格しようという
志の高い方だと思います。

私もみなさんと同じように、
社会人から独学で教員採用試験に合格しました。

始めから1発勝負と自分で決めていました。

10月から教員採用試験の勉強と
玉川大学通信教育部教育学部の勉強を同時進行。

残り日数も限られていたので、
絶対に合格する方法を
自ら考える必要がありました。

そして、自分で考えたことを含め、
教員採用試験合格までの道のりを
全てプレゼントしようと思います。

スポーツでもイメージトレーニングが大切です。
教員採用試験も合格までの道のりを
どれだけリアルにイメージできているかで、
日々の過ごし方の質が確実に変わります。

かなり気合を入れて書きましたので、
ぜひ合格体験記を読んで、
みなさんの頭に教員採用試験合格へのプロセスを
インストールしてください!

合格体験記はこちらから。
社会人から教員採用試験に独学で合格するための合格体験記

2016年6月23日木曜日

合格体験記~試験日から採用編~ついに完成です!


教員採用試験の合格体験記の勉強編は前からあったのですが、
(知らなかった方は右側の写真をクリックしてみてください)

ついに完成しました。

教員採用試験の合格体験記の
試験日から本採用編です!


試験日一週間前から
試験日までの過ごし方。
心境の詳細。

試験日の移動から試験会場での心構え。

試験を受けているときの心境。
試験官に注意されたことも・・・^_^;

さらに、二次試験の様子。
具体的にピアノ試験。
水泳試験。
集団討論など。


教員採用試験に合格した人と
落ちた人の違いも書きました。


さらに模擬授業で何をやったか。
もしろん心構えも。


教育委員会での面接も書きました。


さらに!
教育委員会の面接後の、
採用される小学校での校長と副校長との面接まで書きました。


本採用前に
校長、副校長と主幹とお酒を飲みに行くという経験も。


スポーツではイメージトレーニングが大切です。


教員採用試験に独学で合格するにも
イメージが大切です。


みなさんの脳に合格体験記をインストールして
かなりパワーアップしてもらえるように
熱く熱く作りました。


ご興味あればぜひ右側の写真から☆

こちらからでもOKです。
合格体験記

2016年2月21日日曜日

社会人から教員採用試験に独学で合格した男の合格体験記


この教員採用試験に独学で合格するためのブログ
かなり多くの方に読んでいただいているようです。


個別のメッセージで教員採用試験の合格体験記を書いてほしい
との要望がありましたので
気合いで書きました!


かなり時間をかけて書きました。


頭の中に合格までの流れがあるかないかで
勉強のモチベーションは変わってきます。


また、行き先の無い航海は漂流し、
どこにたどり着けるかわからないものです。

航海図

港に確実につくためには正確で
確実に一度はたどり着けた人物がいる航路が必要なのです。


教員採用試験を独学で合格した私の体験記
最低でも私が歩んで確実に合格までたどり着いた道です。


この合格体験記はみなさんにとっての
明確な航路となり、
闇夜の海でも合格という目的地を照らす
羅針盤の様な役割をはたしてくれることでしょう。


有名なNoteというサイトで書きました。


モチベーションの高め方。

独学の勉強の具体的な方法。
(技術面や精神面)

ピアノ練習から論文練習、面接練習。


かなり詳しい具体的なノウハウを
公開しました!


リンクはこちらから
「社会人から教員採用試験に独学で合格した男の合格体験記」

ちなみに途中まで無料で読めるようにしていますので
チラッとのぞいてみてください。


読んでよければ他の方にも
おすすめしてくださいね!

2014年10月5日日曜日

教員採用試験は独学で合格できる?向いている人・難しい人と勉強法

教員採用試験を受験すると決めたとき、 独学で進めるか、通信講座やスクールを利用するか迷う人は少なくありません。

  • 独学でも本当に合格できるのか
  • 教育学部出身でなくても間に合うのか
  • 参考書と過去問だけで十分なのか
  • 論文や面接も一人で対策できるのか
  • 講座へ高い費用を払う必要があるのか

私は理系大学を卒業して社会人になった後、 通信制大学で小学校教員免許の取得を目指しながら、 東京都教員採用試験を独学で受験しました。

身近に教採対策を教えてくれる人はおらず、 参考書、問題集、過去問、教育書を使いながら、 約10か月で最終合格しました。

※教員免許をまだ持っていない方は、先に 社会人から教員免許を取る方法 で、
 通信制大学や教員資格認定試験などの取得ルートを確認してください。

その後、公立小学校、海外の日本人学校で勤務し、 海外で学習塾を約9年間経営しました。 さらに年月を経て東京都教員採用試験を再受験し、 もう一度最終合格しています。

この経験から言えるのは、 教員採用試験は独学でも合格を目指せる ということです。

ただし、全員に独学が最適だとは考えていません。

現在の学力、試験までの期間、受験自治体、 論文や面接の経験、生活状況によっては、 通信講座、添削、模擬面接などを利用した方が効率的な場合もあります。

この記事の結論

  • 教員採用試験は独学でも合格を目指せる
  • 最初に実施要綱と過去問を確認する
  • 自分で計画・実行・修正できる人は独学に向いている
  • 論文や面接の客観的評価は、必要に応じて外部へ頼る
  • 講座は全部任せるためではなく、弱点を補うために使う
  • 独学か講座かの二択ではなく、部分利用もできる

教員採用試験は独学でも合格できる

教員採用試験は、出題内容や選考方法が全く分からない試験ではありません。

自治体の実施要綱、過去問題、市販の参考書・問題集、 教育委員会が公開する教育施策などを利用して対策できます。

筆記試験については、 過去問から現在地を確認し、参考書で理解し、 問題集で思い出す練習を繰り返すことが基本です。

論文と面接についても、 よく扱われる教育課題を知り、自分の考えと具体策を整理し、 実際に書く・話す練習を行うことで力を伸ばせます。

独学だから、完全に一人で全てを抱えなければならないわけではありません。

基本的な勉強は自分で進め、 論文添削や模擬面接など、 客観的な評価が必要な部分だけ第三者へ依頼する方法もあります。

独学に向いている人の7つの特徴

1.公式情報を自分で確認できる

教員採用試験は、自治体、年度、校種、教科、選考区分によって内容が異なります。

誰かの古い体験談だけを信じず、 最新の実施要綱や教育委員会の案内を自分で確認できる人は、 独学を進めやすいでしょう。

2.過去問から弱点を見付けられる

独学では、講師が学習範囲を決めてくれるわけではありません。

過去問を解き、 教育法規、教育心理、学習指導要領、専門教養など、 自分の弱点を分野別に整理する必要があります。

教員採用試験の過去問の使い方を見る

3.週間計画を作って修正できる

独学では、勉強時間と進度を自分で管理します。

予定どおりに進まなかったときに、 自分を責めるだけでなく、 優先順位や学習量を修正できることが大切です。

教員採用試験の勉強時間と週間計画を見る

4.同じ教材を繰り返し使える

教材を次々に買い替えるのではなく、 主教材を決め、間違えた問題を繰り返せる人は独学に向いています。

新しい教材を探し続けるより、 既に持っている問題集を使い切る方が得点につながります。

5.分からないことを調べられる

参考書の説明だけで理解できない場合は、 学習指導要領、法令、文部科学省や教育委員会の資料などへ戻ります。

一つの情報だけで判断せず、 複数の信頼できる資料から確認する姿勢が必要です。

6.声に出す練習を避けない

独学者が後回しにしやすいのが、面接練習です。

回答をノートへ書くだけでなく、 スマートフォンで録音し、実際に声に出す必要があります。

教員採用試験の面接回答の作り方を見る

7.必要なときには人へ頼れる

独学とは、誰にも相談しないことではありません。

大学の教職担当、現職教員、同じ受験者、 論文添削、模擬面接などを必要な場面で利用します。

自分だけでは判断できない部分を認め、 適切な助言を受けられる人の方が、独学を安定して進められます。

通信講座やスクールを検討した方がよい人

次の項目に多く当てはまる場合は、 独学だけにこだわらず、外部の支援を検討してください。

  • 試験までの期間が短い
  • 何から始めればよいか全く決められない
  • 一人では勉強を継続できない
  • 論文を書いた経験がほとんどない
  • 面接で話すことに強い不安がある
  • 過去に受験したが、不合格の原因を分析できない
  • 専門教養の苦手分野が広い
  • 自分の回答を客観的に評価してくれる人がいない

講座を利用することは、自分で考えることを放棄することではありません。

限られた時間の中で、 自分では補いにくい部分へ費用を使う合理的な選択です。

独学と講座は二者択一ではない

「全て独学」か「高額なスクールへ通う」かの二択で考える必要はありません。

対策 進め方
教職教養・専門教養 参考書、問題集、過去問で独学する
論文 基本構成は独学し、数回だけ添削を受ける
面接 回答作成は自分で行い、模擬面接だけ利用する
実技 必要な技能だけ専門家から指導を受ける

苦手な部分だけを外部へ頼れば、 費用を抑えながら客観的な助言を得られます。

独学で合格するための7ステップ

ステップ1 受験自治体と選考区分を決める

一般選考、社会人経験者、教職経験者など、 選考区分によって試験や免除の内容が異なります。

最初に最新の実施要綱を確認します。

ステップ2 過去問を1年分解く

勉強前でも、一度解きます。

点数を気にするのではなく、 形式、難易度、試験時間、現在の弱点を確認します。

ステップ3 主教材を決める

参考書、問題集、自治体別過去問を基本にします。

教材を増やしすぎず、 不足する分野だけ追加します。

ステップ4 週間計画を作る

試験までの週数と、 一週間に確保できる勉強時間を計算します。

教職教養、専門教養、論文、面接、実技へ配分します。

ステップ5 問題を解いて原因を分析する

間違いを、知識不足、理解不足、読み違いに分けます。

解説を読むだけで終わらず、 数日後に何も見ずに解き直します。

ステップ6 論文と面接を早めに始める

筆記が完成してから始めるのではなく、 教育課題のインプットと並行して進めます。

一つのテーマについて、 論文の構成を作り、面接でも短く話す練習をします。

ステップ7 毎週計画を修正する

計画どおりに進まないことはあります。

睡眠を削って取り戻すのではなく、 合格への影響が大きい課題を優先します。

独学で失敗しやすい5つのパターン

  1. 公式情報を確認せず、古い体験談だけで勉強する
  2. 参考書を読むだけで、問題を解かない
  3. 新しい教材を次々に購入する
  4. 筆記試験だけを勉強し、論文と面接を後回しにする
  5. 誰にも回答を見せず、本番を迎える

独学で最も危険なのは、 間違った方向へ努力していても気付きにくいことです。

過去問の点数、模擬試験、録音、添削、模擬面接など、 自分を客観視できる仕組みを入れてください。

独学・講座の簡単チェック

状況 向いている方法
試験まで半年以上あり、自分で計画できる 独学を基本にする
筆記は進められるが、論文だけ不安 独学+論文添削
面接経験がなく、話すと頭が真っ白になる 独学+模擬面接
試験まで短く、何を優先すべきか判断できない 講座や個別相談も検討する
一人では学習をほとんど継続できない 進度管理のある講座を検討する

※本記事には広告リンクが含まれます。

独学用の教採参考書・問題集を確認する

出版年度、受験自治体、校種・教科を確認し、 過去問、参考書、問題集の役割を分けて選んでください。

Amazonで最新の教採教材を見る

社会人から独学合格した10か月の全記録

私が教員免許取得と採用試験対策を並行し、 約10か月で東京都教員採用試験に独学合格した過程を、 現在の視点で整理しています。

勉強計画、仕事との両立、過去問、参考書、 問題集、誤答分析、論文、面接までまとめました。

独学合格までの実践記録を見る【500円】

論文・面接・学級経営など、ほかの実践教材を見る

よくある質問

教育学部以外でも独学合格できますか

可能です。

私自身、理系大学出身で、社会人から小学校教師を目指しました。

ただし、教員免許状の取得条件と採用試験の受験資格は別に確認する必要があります。 大学や教育委員会へ、現在の修得単位と必要な手続を確認してください。

独学では論文添削を受けられません

全ての勉強を講座へ任せなくても、 論文添削だけを依頼する方法があります。

最初は自分で構成と答案を作り、 客観的な評価が必要な段階で添削を利用します。

参考書だけで面接対策できますか

質問や回答の視点を知るためには役立ちますが、 読むだけでは不十分です。

自分の経験を基に回答を作り、 声に出して録音し、可能なら第三者との模擬面接を行ってください。

一度不合格になったら講座を使うべきですか

不合格だったという事実だけで決める必要はありません。

筆記、論文、面接のどこに課題があったかを分析し、 自分だけで改善が難しい部分に支援を使います。

まとめ

教員採用試験は、独学でも合格を目指せます。

ただし、独学にこだわること自体を目的にしてはいけません。

  • 公式情報を確認する
  • 過去問で現在地を把握する
  • 主教材を決める
  • 週間計画を作る
  • 問題を解き、誤答を分析する
  • 論文と面接を早めに始める
  • 必要な部分では第三者の支援を利用する

自分で進められる部分は独学し、 自分だけでは判断しにくい部分へ、適切に費用と時間を使う。

それが、費用を抑えながら合格可能性を高める、 現実的な教員採用試験対策です。

2014年9月12日金曜日

教員採用試験の勉強時間は1日何時間?社会人・大学生別の目安と計画

教員採用試験の勉強を始めると、 「1日何時間勉強すれば合格できるのか」が気になると思います。

  • 社会人でも平日2時間で間に合うのか
  • 大学生は1日何時間必要なのか
  • 試験まで半年しかない場合はどうするのか
  • 長時間勉強しなければ独学合格できないのか

私は教育学部ではなく、理系大学を卒業して社会人になった後、 通信制大学で教員免許取得を目指しながら、東京都教員採用試験を独学で受験しました。

最初の受験では約10か月準備し、1日平均で約9時間勉強していました。

その後、公立小学校、海外の日本人学校で勤務し、 海外で学習塾を約9年間経営しました。 さらに年月を経て東京都教員採用試験を再受験し、もう一度最終合格しています。

ただし、全員に「毎日9時間必要」と伝えたいわけではありません。

私の9時間には、教員免許取得のための通信制大学の学修も含まれていました。 仕事、大学、育児、現在の学力、受験自治体によって必要な時間は異なります。

※教員免許の取得方法、教育実習、介護等体験まで含めて計画したい方は、
 社会人から教員免許を取る4つの方法 も確認してください。

大切なのは、他人の勉強時間をそのまま真似することではなく、 試験までに必要な学習内容を洗い出し、自分が確保できる時間へ配分すること です。

この記事の結論

  • 合格に必要な時間は、現在地と試験内容によって変わる
  • 最初に過去問を解いて不足分を確認する
  • 社会人は平日1~2時間と休日のまとまった時間から始める
  • 大学生は空き時間を含め、週単位で管理する
  • 長時間より、毎週何を終えたかが重要
  • 睡眠を削る計画は長続きしない

私が独学合格したときの1日の勉強時間

最初の教員採用試験を受けた当時、私は早朝のコンビニで短時間のアルバイトをしていました。

時間 内容
午前6時~9時 コンビニのアルバイト
午前9時30分~正午 図書館で勉強:約2時間30分
午後1時30分~6時30分 図書館で勉強:約5時間
教育書を読む:約1~1時間30分

合計すると、1日約9時間です。

この生活を、10月頃から翌年夏の採用試験まで続けました。

ただし、この時間には次の内容が全て含まれています。

  • 通信制大学のテキスト学修
  • レポート作成
  • 教職教養
  • 専門教養
  • 論文対策
  • 面接対策
  • 教育関係の読書

教員免許をすでに取得していて、大学の課題がない人なら、 私と同じ9時間を確保する必要はありません。

合格に必要な勉強時間を一律に決められない理由

1.受験する校種・教科が違う

小学校全科と、中学校・高等学校の専門教科では、学習内容が異なります。

教職教養、専門教養、論文、面接、実技の有無も、 自治体、年度、選考区分によって変わります。

まず受験自治体の最新実施要綱を読み、 自分が受ける試験だけを一覧にしてください。

2.現在の学力が違う

教育学部で学んだ人と、社会人から初めて教育法規や教育心理を学ぶ人では、 スタート地点が異なります。

勉強時間を決める前に、過去問を1年分解いてください。

点数だけでなく、 知らない分野、理解が曖昧な分野、読み違いが多い分野を確認します。

教員採用試験の過去問の使い方を見る

3.試験までの残り期間が違う

同じ300時間を勉強するとしても、 試験まで10か月ある人と3か月しかない人では、1週間の負担が変わります。

残り期間が短い場合は、全範囲を均等に学ぶのではなく、 頻出分野と自分の弱点へ優先的に時間を使います。

4.仕事や家庭の条件が違う

フルタイム勤務、講師、アルバイト、大学、育児など、 受験者の生活条件は一人一人異なります。

長時間確保できない人が、 確保できる人と一日の時間だけを比べても意味はありません。

自分が毎週継続できる時間を基準にします。

社会人・大学生・講師別の勉強時間の目安

次の時間は、全員が必ず守る基準ではありません。 勉強計画を作るための出発点として利用してください。

生活状況 平日 休日 週間目安
フルタイム社会人 1~2時間 3~5時間 10~15時間前後
大学生 2~3時間 4~6時間 15~25時間前後
非常勤・アルバイト 2~4時間 4~6時間 15~30時間前後
臨時的任用・常勤講師 30分~1時間30分 3~5時間 7~12時間前後

勤務中の疲労が大きい人は、平日に無理をして長時間勉強するより、 朝や通勤中に短い復習を行い、休日にまとまった学習を確保する方が続きやすくなります。

残り期間から勉強時間を逆算する方法

「毎日3時間勉強する」と決める前に、 試験までに何時間使えるのかを計算します。

計算方法

1週間に確保できる時間 × 試験までの週数

例えば、週12時間を24週間続ける場合は、

12時間 × 24週間 = 288時間

この288時間を、次のように配分します。

  • 教職教養
  • 専門教養
  • 論文
  • 面接
  • 実技
  • 過去問と総復習

全時間を予定で埋めず、仕事、大学、体調不良、家庭の用事に備え、 1~2割程度は調整用の余白として残します。

フルタイム社会人の週間計画例

曜日 学習内容
教職教養30分、前週の誤答30分
専門教養60分
論文構成30分、面接回答30分
教職教養または専門教養60分
軽い復習30分、早めに休む
過去問2時間、論文または面接1時間
誤答復習2時間、翌週の計画30分

仕事が忙しかった週は、睡眠を削って全てを取り戻すのではなく、 次週へ持ち越す内容と、優先度を下げる内容を決めます。

勉強時間を増やす前に見直すこと

アルバイトや仕事の時間

生活費を確保することは必要ですが、 必要以上にシフトを入れ、勉強時間がなくなっている場合は見直します。

教員採用試験とアルバイトを両立する方法を見る

スマートフォンを見ている時間

まとまった2時間を作れなくても、 10分や20分の時間を複数回確保できることがあります。

SNSや動画を見る前に、誤答問題を数問確認する仕組みを作ります。

教材を選んでいる時間

参考書を何冊も比較し続けても、得点は上がりません。

主教材を決め、過去問と問題集を実際に進めます。 不足する分野だけ、別教材で補います。

ノートをきれいに作る時間

解説を丸写しするより、問題を解き、 間違えた理由を短く記録する方が復習へつながります。

長時間勉強する際に注意すること

私は約9時間勉強していましたが、9時間ずっと高い集中力を保てたわけではありません。

科目を変え、昼休みを取り、図書館から帰った後は、 テレビを見たり教育書をゆっくり読んだりしていました。

  • 50~60分を目安に短く姿勢を変える
  • 水分と食事を取る
  • 筆記、読書、問題演習を切り替える
  • 睡眠を削らない
  • 体調が悪い日は負荷を下げる
  • 一週間に一度、計画を修正する

勉強時間を記録するだけでなく、 何を理解し、何を解けるようになったかも記録してください。

勉強時間より「終了条件」を決める

「今日は3時間勉強する」だけでは、 3時間机に座ったことで満足してしまう可能性があります。

時間と一緒に、終了条件を決めます。

終了条件の例

  • 教職教養を30問解き、誤答理由を書く
  • 論文の構成メモを1題作る
  • 面接質問を5問、声に出して答える
  • 専門教養の苦手分野を10ページ終える

「何時間やったか」と「何を終えたか」の両方を確認します。

※本記事には広告リンクが含まれます。

最新年度の教採参考書・問題集を確認する

出版年度、受験自治体、校種・教科を確認し、 過去問と組み合わせて使用してください。

Amazonで最新の教採参考書を見る

約10か月の勉強計画を詳しく知りたい人へ

私が社会人から教員免許取得と採用試験対策を並行し、 約10か月で東京都教員採用試験に独学合格した過程をまとめています。

1日の過ごし方、仕事と生活費の両立、過去問、 参考書、問題集、復習、論文、面接まで具体的に整理しました。

社会人から独学合格した全記録を見る【500円】

論文・面接・学級経営など、ほかの実践教材を見る

よくある質問

平日1時間しか勉強できなくても合格できますか

現在の学力、試験までの期間、休日に確保できる時間によります。

平日1時間でも、毎日継続し、休日に過去問や論文へ取り組めれば、 相当な学習量になります。

まず過去問で現在地を確認し、必要な内容を絞ってください。

毎日勉強しなければいけませんか

毎日少しでも触れると習慣化しやすくなりますが、 仕事や家庭の都合でできない日があっても構いません。

一日できなかったことより、週単位で計画を修正することが重要です。

1日9時間勉強しないと独学合格できませんか

必要ありません。

私の場合は、通信制大学の学修と採用試験対策を同時に進めていたため、 長い時間が必要でした。

自分の試験科目、現在地、残り期間に合わせて計算してください。

勉強時間は記録した方がよいですか

記録は役立ちますが、時間だけで評価しないでください。

学習時間と一緒に、解いた問題数、誤答数、 作成した論文構成なども記録すると、進捗を判断しやすくなります。

まとめ

私は最初の教員採用試験で、1日約9時間勉強していました。

しかし、その時間には通信制大学の学修も含まれており、 全員に同じ時間が必要なわけではありません。

  • 最初に過去問を解いて現在地を確認する
  • 試験までに使える総時間を計算する
  • 試験科目ごとに時間を配分する
  • 社会人は週単位で計画する
  • 睡眠を削らず継続できる計画にする
  • 勉強時間と終了した内容の両方を記録する

長い時間机に向かうこと自体が目的ではありません。

限られた時間の中で、 合格に必要な課題を一つずつ終わらせることが大切です。