2015年4月30日木曜日

教採の集団討論で大切なこと



教員採用試験には集団討論があります。
何かしらの課題がその場で与えられ、
いきなり70分くら討論しなければなりません。

教員採用試験の集団討論


当たり前のことですが
結構、受験者が忘れてしまっていることがあるんです。



他の受験者はどうしたら合格するか、
どうしたら面接官に良い印象を与えられるか、
なんてことを必死に考えているんです。



そんな中、忘れてはいけないこと。




ズバリ!
課題を解決するための討論だということです。




面接官は、その解決に向かうプロセスを通して
教員としての資質をチェックしています。




私が合格した東京都の教育委員会のHPに
東京都の求める教師像
が記載されています。



この中から集団討論でアピールできることが

◆幅広いコミュニケーション能力
◆柔軟な発想や思考
◆経営参加への意欲
◆高い目標にチャレンジする姿



これらのことをアピールするためには
やはり討論に積極的に参加し、
自分も解決に向けた話し合いをしなけばなりません。



マイナス評価を恐れて口数少なくなっていたら
プラスになることはなく、
むしろ恐れているマイナス評価になることがあります。



何か発言するということは
マイナスになる要素にもなります。
ただ、発言しないということは
マイナスにもなりませんが
プラスにもならないのです。



その討論の場にいなくてもいい人
になってしまいます。



そうならないためにも、
集団討論で大切なことは
与えられた課題に対して
自分の答えをしっかり持っておくということが大切です。



そして、その答えが良い案であると
自分が思えない限り、自信をもって発言できないものです。



良い案であると思うためには
自分の答えに自分で反論しながら
論拠を明確にしていくことが大切です。



そして、その答えの良さをみんなに伝えたい
という強い心をもって
集団討論に参加します。



ただ、討論の中で人の意見を聞いていると
自分や他人の意見の中に新しい問題点が見えてくる
ということもあるはずです。



その時に柔軟な思考でのぞんでください。



なぜなら討論の目的は
自分の意見の正当性を確かめるのではなく、
答えを高めるためであれば
答えを変えてもいいんです。



この様な心構えで集団討論に参加していれば
きっと良い結果を出すことができるはずです。



ぜひ、頑張ってくださいね☆



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