子どもたちが手を挙げて発言しない
と愚痴を言う先生がいるものです。
そんなとき、
徳川家康の名言が核心をついています。
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愚かなことを言うものがいても、
最後まで聞いてやらなければならない。
でなければ、聞くに値することを言うものまでもが、
発言をしなくなる。
徳川 家康
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「愚かなこと」というのはちょっと過激だけど、
最後まで聞いてあげなければ、
その子は意見を言わなくなる。
これは真実です。
どうせ、途中で否定されると思えば、
子どもは萎縮します。
その様子を見ていた周囲の子どもも
意見を言わなくなる。
こうやって徐々に
クラスでは手を挙げない子が増えていく。
「聞くに値する」意見を言う子であっても、
誰もが初めは「愚かなこと」を言う可能性がある
ということを忘れてはいけないと思います。
「愚かなこと」を言い続けることができた人こそ
どんどん成長していけるはず。
そんな未来の芽を摘むことがないように
この家康の言葉も
教師になったら思い出してほしいです。