2016年10月3日月曜日
学校は子供にとって社会を知る場所である
みなさんが働くことになる学校ってどんな場所でしょうかね。
法的にということではなくて、
もっとシンプルに考えて、みなさんはどう思いますか?
私は学校って婆所は
子どもたちにとって社会への橋渡しとなる場所なのかな
ってとらえていました。
そんな社会との橋渡しの場所で働く教師は
子供たちにとって大切な役割を担っていますよね。
子供たちが生きている場所は、家庭と学校が中心です。
広大な社会とはまだまだ十分に接してはいません。
今だけを見つめて全力で生きる子供たちが
社会と接することができる場所は家庭と学校です。
みなさんが働くことになる学校にいるのが教師です。
子供たちが見える社会とは、
教師の目を通した、
教師のフィルターを通した言葉から見える社会なんです。
つまり教師は子供たちにとって
今と未来をつなぐ橋渡し的な存在だということができるはずです。
橋渡しをする役目である教師はどうあるべきか。
子供たちの主戦場となる未来がどうなるか。
そのヒントが詰まっている今の世の中の動向には
誰よりも詳しくある必要があります。
それにも関わらず、
教師になってしまった途端に
学習指導要領の範囲外を学ぶことを止めてしまって
頭が固くなってしまう人は多くいます。
インターネットのことだって
小学生の子どもたちの方が詳しいなんて笑い話も起きてきます。
将来の夢がYouTuberという子供も増えていますが、
YouTubeって何?
どうやって職業として成立しているの?
という状態ではまずですよね。
ましてや、ネットの怖さを教える立場が、
SNSすらまともに使っていない状態、
Twitterのアカウントを持っていない、
Facebookなんてやったことが無いでは
話になりません。
教師は子どもたちに
社会の最先端を教えてあげることができる見識をもっておく必要があります。
さらに、未来を予測して
これから必要となるスキルについても
考慮しながら教育することが大切です。
間違っても学習指導要領通り日々をこなしていたらいいや
という思考になってはいけないのです。
狭い世界で
教材研究がどうだ。
研究授業がどうだ。
そんなレベルで止まることなく
もっともっと広い視野をもち、
より高い視点から今をとらえることができる教師に
なってくださいね!
それが未来を担う子供たちのためになることですから。