2016年10月17日月曜日
教え方のルール10カ条
教師を目指す人にとって、
いや、現役教師にとっても大切なことですので
自分にとっても覚書として残しておきます!
教え方のルール10カ条
1.熱意よりも何をどうすればいいのか具体的な指示を
金八先生、GTOに憧れて教師になっても
結局、具体的なプランを与えられない人は
支持されないことが多いです。
2.「教えた」かどうかは「学ぶ側が学んだかどうか」で考える
道徳の授業なんかは
自分が一人で酔いしれて語ってしまう先生もいるものです。
学んだかどうか。
かなり大切な視点です。
3.結果が思わしくないのは、すべて教える側の責任・・・
テストの点数が悪い。
子どもが集中しない。
全てではなくても
教える側の責任と思える人が
成長できる先生です。
4.上手に教えたいのならコミュニケーション上手になる
人見知り。
友達が少ない。
一人でいる方が好き。
教師以外にも仕事はいっぱいあります。
どうぞ、違う道を。
5.教えるときは相手をよく観察して相手の状況をつかむ
これは心に余裕ができないと
なかなか観察できないものです。
サッカーでもバスケでも上達すると
顔をあげて周りを見ながらドリブルできますよね。
6.相手にとってちょうどいい知識を与える
高すぎることを教えても
相手はやる気をなくします。
低すぎることを教えても
やる気をなくします。
7.相手に教えたことを練習させて結果をフィードバックする
教えた直後は
子どもたちはわかったつもりになっているものです。
ただし、そのままの状態で放置して
知識が自然消滅してしまうなんてことは
よくあるものです。
8.相手にできるようになってほしい具体的なゴールを決める
会社経営と同じように
クラス経営でも同じで
具体的なゴールがなければ
教室も児童も動き出しません。
9.相手の「心」は変えられないが「行動」は変えられる
心を変化させるのには時間がかかります。
ただし、行動はすぐに変えられます。
忘れ物が多い子に
心を変える指導をすることも大切ですが、
毎回連絡帳を提出させて
しっかり書いてあるか確認する。
こんな初歩的なことをやるだけで
忘れ物が減ることが多いものです。
10.ゴールは必ず行動として設定する
よりくわしい情報は
⇒いちばんやさしい教える技術 向後 千春