2017年1月11日水曜日

【教師の中の教師】吉田松陰の情熱、向上心!!

私が尊敬する人物に
吉田松陰先生がいます。



なんて自分だけが尊敬しているように書いていますが、
教師を目指す人であれば、
誰もが尊敬する人なんじゃないでしょうか?





司馬遼太郎先生が書かれた
吉田松陰先生が主人公の歴史小説です。


その中の一節に
私の好きな言葉があります。


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途中、立小便をする。
その時間は二百歩の損がある。

松陰はその損をとりもどすため、
そのあとほとんど駆けた。
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松陰の旅はこのようである。

ゆくさきざきの蔵書家から書物をかりて読み、
人物がいるときけばそれをたずねて意見をきき、
いわば花から花へ移る蝶のように自分自身を移動させつつ、
そのようにして密を吸ってゆく。
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ひとかどの人物は
これほどまでに強い向上心をもつものだと
刺激を受けた文章です。



自分もちっぽけであれ
仮にも人の師となる人物



それだけの知識を身に付けているだろうか?
それだけの情熱をもっているだろうか?


世に凄む日日を読めば、
嫌でも自分を省みざるを得ません。



時間があれば読んでみてください。
手元においておいて、
教師になる前に読む。


教師になってから読む。


きっと違ったものを得られると思いますよ。


私は今、3回目を読んでいるところです。

世に凄む日日