2017年6月22日木曜日

教員採用試験1か月前の勉強法|間に合わないと焦る人が今やる7つのこと

試験まであと1か月
焦っているなら、今日から「やること」を減らそう

残り1か月で大切なのは、新しい勉強を大量に始めることではありません。 今の実力を確認し、得点につながる部分へ時間を集中させることです。

教員採用試験まであと1か月。

「全然仕上がっていない」
「もっと早く勉強すればよかった」
「今からでは間に合わないのでは」

そんな焦りが出てくる時期です。

私も、社会人から教員採用試験を独学で受験し、 時期を隔てて2度最終合格しました。

残り時間が少なくなったときに必要なのは、 焦ったまま勉強量だけ増やすことではありません。

一度現在地を確認して、 「この1か月で点につながること」と「もうやらないこと」を決める ことです。

残り1か月でやること
受験先の最新の試験内容をもう一度確認する
過去問を時間を測って解き、現在地を知る
間違えた問題を「伸ばせる分野」から潰す
新しい参考書を増やさない
論作文・面接がある人は筆記だけに偏らない
最後の1週間は新しいことより再現性と体調を優先する

残り1か月でも、まだできることはある

まず、「1か月しかない」と考えるのをやめましょう。

30日あるなら、1日2時間でも約60時間です。 休日にもう少し時間を取れるなら、使える時間はさらに増えます。

もちろん、1か月あれば必ず合格できるという意味ではありません。

ただし、 60時間を「何となく勉強」に使うか、「落としている問題を取れるようにする時間」に使うか では、意味が大きく違います。

まず切り替えること

「もっと早くやればよかった」という反省は、試験後でもできます。

今は今日から本番までの行動だけを考えます。

4週間をこう使う

残り30~22日
現在地を確認する

過去問を解き、取れる問題・復習すれば取れる問題・今からでは重い問題に分けます。

残り21~15日
弱点を集中補強

「少し復習すれば取れる問題」を最優先。得点へ変わりやすいところから埋めます。

残り14~8日
本番形式を増やす

時間を測って過去問を解き、知識だけでなく時間配分も整えます。

残り7~1日
できる状態を安定させる

新しい範囲を大量に増やさず、間違えた問題、持ち物、体調を最終確認します。

今やる7つのこと

1
受験先の試験内容を再確認する

最初に、受験する教育委員会の最新情報をもう一度確認します。

試験科目、日程、持ち物、選考方法など、 思い込みで対策している部分がないか確認してください。

残り1か月では、受験しない内容へ時間を使う余裕はありません。

2
過去問を本番と同じ時間で解く

まだ仕上がっていなくても、一度通して解きます。

目的は高得点を取ることではありません。 残り1か月をどこへ使うか決めるためです。

3
間違いを3種類に分ける

間違えた問題を、全部同じように扱わないことが重要です。

状態 残り1か月の対応
知っていたのに間違えた 最優先。短期間で得点へ戻しやすい。
少し復習すれば分かる 優先して復習し、すぐ問題演習へ戻る。
基礎からほぼ分からない 出題頻度と配点を見て、時間を使うか判断する。
4
参考書を増やさない

直前期になると、 「もっと分かりやすい問題集があるのでは」 と新しい教材が欲しくなります。

しかし、今まで使ってきた教材に大きな問題がないなら、 新しい1冊より、間違えた問題のやり直しを優先します。

5
取れる問題を確実に取れる状態にする

残り1か月で「全範囲を完璧にする」という目標を立てると、 広く浅い勉強になりやすくなります。

それよりも、 一度正解した問題を本番でも正解できる状態にする 方を優先してください。

6
論作文・面接も止めない

自分の受験先で論作文や面接などが課されるなら、 筆記試験だけにすべての時間を使わないようにします。

特に面接は、回答を頭の中で考えるだけではなく、 実際に声に出して答える練習を入れてください。

7
最後の1週間は体調も試験対策にする

試験直前まで睡眠時間を削り続けて、 本番で集中できなければ意味がありません。

最終週は、勉強だけではなく、 睡眠、試験会場への行き方、持ち物、集合時刻まで含めて準備します。

残り1か月で「やめること」も決める

今から増やさない方がいいもの
・新しい参考書を何冊も買う
・きれいなまとめノートを一から作る
・参考書を1ページ目から全部読み直す
・すでに解ける問題ばかり繰り返す
・SNSで他の受験者の勉強時間と比較し続ける

直前期は、 「やった方がよさそうなこと」を全部やる期間ではありません。

本番までに得点へ変わる可能性が高いものを選ぶ期間です。

勉強時間が少ない日はどうする?

忙しい社会人や大学生なら、 毎日まとまった時間を確保できるとは限りません。

そんな日は「今日は時間がないからゼロ」にせず、 時間ごとにやることを決めておくと動きやすくなります。

30分
間違い直し 前日に間違えた問題だけを解く。
60分
弱点1分野 参考書で確認 → すぐ問題を解く。
まとまった時間
本番形式 過去問を時間を測って通して解く。

焦りが止まらないときは「15分だけ」始める

焦っていると、 「何を勉強すればいいのだろう」 と考える時間ばかり増えることがあります。

そんなときは、今日やることを一つだけ決めてください。

例えばこれだけでOK

「昨日間違えた問題を5問だけ解く」

「過去問の教育法規だけ15分見直す」

「面接質問を3問だけ声に出して答える」

15分始めれば、その後も続けられることがあります。

続かなければ15分で終わっても構いません。 少なくとも、焦って何もしなかった15分より前へ進んでいます。

試験1週間前になったら

最後の1週間は、 「知らないことを大量に増やす」より、 今まで勉強した内容を本番で出せる状態にする ことを優先します。

確認すること 内容
間違い問題 何度も間違えたものを中心に再確認。
時間配分 本番時間を意識して過去問を解く。
面接・論作文 自分の型や主要テーマを再確認。
持ち物 受験票、筆記用具などを公式案内で確認。
会場 経路・所要時間・集合時刻を確認。
睡眠 本番で頭が働く生活リズムを優先。

まとめ|残り1か月は「増やす」より「絞る」

今日からの順番
1 受験先の最新情報を確認する
2 過去問を解いて現在地を確認する
3 伸ばしやすい弱点から潰す
4 新しい教材を増やさない
5 本番形式の演習を増やす
6 最後は体調と準備まで整える

1か月前になって焦っている自分を責めても、 点数は1点も増えません。

でも、今日間違えた問題を一つ解けるようにすれば、 本番で取れる1点になる可能性があります。

残り時間を見るのではなく、今日やる一つを決める。

直前期は、それを積み重ねてください。

※試験科目、日程、持ち物、選考方法は自治体・校種・年度によって異なります。 必ず受験する教育委員会の最新の公式案内を確認してください。