2014年5月29日木曜日

教採の面接は受かりたいという気持ちが不合格を呼び込む

好きな人には好かれないのに、
気にしていない人に好かれてしまう。



そんなことは学生時代ならありましたよね?


それは好きな人の前に出ると緊張して
いつもの自分が出せないんですよね。


好きな人に消しゴム貸して?
なんて言われたら
高倉健よろしく、
「いいよ。」とぶっきらぼうに一言だけ。


好きではない人の前に出ると緊張しないため
いつもの自分が出せます。


消しゴム貸して?
なんて言われたら
冗談まじりに「嫌だ!」
なんて言って、
そこでちょっと一笑い起こせそうですよね。



この違いは重要です。

好きな人とは一言だけ。
好きではない人とは会話が成立しているんです。



好きな人を前にすると
好かれたい!という思いが強く、
その裏返しに嫌われたくない!という思いが湧いてきてしまって
必要以上話せなくなるんです。

 

嫌われたくない!という思いが、
自分の姿を消極的なものに変えます。




嫌われない、失敗しないためには大胆な行動を
しない方が無難と判断をするからです。



結果、つまらない人になってしまうのです。



別に気にしていない子の場合、
嫌われるかも・・・など考える必要もなく、
普段通りの行動ができるので、
結果、積極的な姿がかっこよく映るのでしょう。



教員採用試験の面接もそれと同じところがあります。



合格したい!したい!したい!・・・
落ちたくない。落ちたらどうしよう・・・


そんな気持ちが強くなると、
本来の自分が消えてしまい、
つまらない無難な言葉しかでなくなってしまいます。



好きな人と一緒で
別に嫌われてもいいやと開き直って
自分を出した方が面接としてはうまくいくもんなんです。



合格するかもしれない。
落ちるかもしれない。


それを決めるのは相手。


自分ができることは、
自分の思っていることをストレートに伝えるのみ。



変に自分を取り繕って合格してもそれは本当の自分ではありません。


嘘の自分が合格したんだから、
嘘のまま先生を続ける必要があります。



そうではありません。
本当の自分を出し、
本当の自分が教師に向いているのかいないのか。


そこを素直な気持ちでジャッジしてもらう。
それが教員採用試験の面接なんです。



素直な自分だから今何もしなくて良いというわけではありません。


前にも書きましたが
付け焼き刃ではなく、
日頃から問題意識をもって考え続ける。


その考え続けて、教育について深みが増した自分であれば、
小手先のテクニックなどをせこせこ磨くことの無意味さに
心から気づくことができると思います。


がんばってくださいね☆



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