2次試験で模擬授業を実施するところが多いですよね。
だいたい15分くらいでしょうか。
どこからスタートしてもいいのですが、
導入を見せることが一般的でしょう。
導入には色が出ます。
色だけだしても
型破りではなく型なしなだけ。
型を身に付けて、そこに色をつける。
型としては、いろいろありますが、
やりやすいのを紹介します。
それは導入で、
具体的な事柄を扱うことです。
例えば、
6年の比の学習の導入を展開するとしましょう。
あるフランチャイズ化された牛丼屋の味は
どこでも同じでないと嫌。
どこでも黄金のたれは2人前
醤油200mlと秘伝のたれ50mlが必要だ・・・
1人前注文されたら?
4人前注文されたら?
味が変わらないためにはどうしようか・・・・
などなど
そこから比の本題に入っていけば
子供たちの興味はぐっと高まります。
この導入にどんな例を出していくのか。
この事例を変えるところは
比較的個性を発揮しやすいです。
しかし、基本的な授業の型を踏まえた上で
なければ自分の個性を発揮する以前の問題です。
このような話は
スクールに通わなくても学べます。
それがネット社会の強さ。
授業づくりに関しては
基本技術を知っておくかどうかで
模擬授業も変わってくるでしょうね。
⇒ゼロから学べる授業づくり ―若い教師のための授業デザイン入門―
教採の模擬授業準備頑張ってください!