集団討論を課している地区もありますよね。
私が受けた東京でも確か70分の集団討論がありました。
集団討論で合格した人としなかった人の違いは何か?
討論に参加している。
討論に参加していない。
まず大きくここでふるいにかけられますね。
これを言ったらダメなんじゃないか、
こういう態度じゃダメなんじゃないか、
そういったマイナスの感情である
不安、恐れなどの気持ちをもったまま
教員採用試験の集団討論にのぞんでいる人は
たいてい危なげないことしかいいません。
○○さんの意見に賛成です。
○○さんの意見は良い意見だなと思います。
集団討論をしてみると、
本気で笑顔のままこの程度しかしゃべらない人が
結構いたんですよ。
集団討論の面接って何を見ているのか?
討論を解決していこうという積極的な態度。
討論の場での協調性
討論の話題を解決に引っ張るリーダーシップ
その他 討論を通して垣間見れる人間性
ぐらいじゃないでしょうか。
教師になったら
議論をまとめるなんて場面はざらにあるんで、
そのような資質も見ているでしょうね。
なのに、○○さんの意見に賛成です。
程度しか話さなければ評価対象外です。
では、集団討論の対策は?!
正直、ここは人間性でますよ。
対策なんて厳しいです。
70分も対策練って自分を偽るなんて無理です。
さすがに自分の素が出てしまいます。
むしろ出さないといけない場面です。
なので、討論では自分を隠すことなく、
変な恐れから黙りこくらず、
反論してはいけないなんて変な意見に従わない!
テーマを解決することに全力で集中して
そのための意見を出す。
自分の弱さ、考えの甘さ、その他もろもろ
余計なことを考えていないで
テーマ解決一本に集中する。
集団討論の必勝法は至ってシンプルなんです。
自分を隠して合格したって
子供たちがかわいそうなだけです。
嘘偽りなく、素の自分をギリギリまで高める。
そこにしぼって頑張ることが
大切なのではないでしょうか?
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