2015年8月2日日曜日

遠くから眺める富士山は山頂が見え、登り始めると見えなくなる山頂。

教員採用試験にチャレンジする方、
すなわち、これから先生になる方々に
伝えたいことがあります。


それは、
遠くから富士山を眺めると山頂が見え、
清々しい目標を立てることができるのですが、
実際に登山を始めると山頂が見えず、
辛く険しい道であるということです。

富士山の山頂を遠くから見る


教師を目指すときは、
小学校時代の良い思い出だったり、
自分の学校に対するイメージだったり、
実際よりも良いイメージで目標を立てるものです。


しかし、新任教師になってみると
実際の現場は理想とはかけ離れている
ということが多々あるものです。



しかも、道が険しいだけに
下を見ながら一歩ずつかみしめるように
教育という道を歩む必要があるもの。



すると、先生の中には、
富士山の頂上のイメージはすっかり頭から消え、
目の前の険しい道に耐えきれず、
初任である1年目を終えて
現場から去る人も出てくるものです。



こんなはずじゃなかったのに・・・
ということにならないように
教員採用試験に合格した人に
伝えておきたいことです。


教育は理想通りにはいかないことも多く、
しかも、先が茂みに覆われて、
いつゴールにたどり着けるかわからない
まさに「けもの道」。
永遠に続くかのような道です。


しかし、いつの日か「けもの道」の中に、
美しい景色が隠れていることに気づくはずです。


同じ職員室にいる笑顔で働く先生を見れば、
きっとわかるはず。
私も経験していきたので断言できます。
ふとしたところに美しい景色あ隠れているもの。



もし、教師という仕事の理想と現実が違っていても
諦めずに頑張ってください!
山頂にたどり着く日がきます!