2015年8月19日水曜日

東進ハイスクールの名物講師から学ぶ授業技術


東進ハイスクールの地理の先生である
村瀬哲史さんの授業を
たまたまテレビで拝見しました。


学ぶべきことが多々あったので
覚書として残しておきます。


効果的な質問を繰り返しする。
しかもその質問が簡単なので、
答えられることで生徒が自信をもてる。


簡単な質問でありながら
その質問が核心に迫っていくものである。


授業のメインディッシュの驚きを増すため
その伏線を張り、
さらに伏線を細分化して簡単な質問として
生徒に答えさせることで
あたかも自分で考えたかのような昂揚感を与えることができる。


ちょっとわかりづらかったですね。


例えばですが、川の河口にできる三角州を教えるとしますよね。


教えるときに、
「公園で水遊びをしたことってありますか?」
といきなり質問で誰でも答えることができるレベルで
安心感を与えます。

「砂山を作って山頂から水を流したとき、
 下に行けばいくほど水の流れる幅はどうなりますか?」

広がるという答えやすい質問をして、
どんどんメインディッシュに近づいていくんです。


すると講義タイプでも
受け身ではなくなるという方法です。
学校は講義タイプを否定するので、
小学校の現場では賛否両論あると思いますが、
参考になるはずです。


先生になったときの参考にしてみてください。


授業技術に関しては
こんな本も参考になります。
まわりの先生から「あれっ、授業うまくなったね」と言われる本。