教員採用試験を独学で頑張っているみなさんの中には
小学校の先生を目指している方も多くいるかと思います。
私は小学校の先生をしていましたが、
現場の先生方を見ていて感じることがありました。
それは、小学校の先生は
限られた分野だけの専門家であってはいけない。
小学校の先生は全人でなければならない。
ということです。
玉川大学の総長小原 國芳さんが
「全人教育」を打ち出していて
私も玉川大学の講座で勉強をしました。
知らない方はぜひ⇒全人教育論
中学校の先生であれば、
教科でクラスが分かれるので
専門家でも良いと思います。
しかし、小学校の先生は1日中
ずっと子どもたちと接する仕事です。
子どもの人生の多くの時間を共に過ごす存在。
それが小学校の先生です。
このことはとってもとっても重要なことです。
人生の多くの時間を過ごすということは
子どもの人格形成に強く影響を与える存在ということです。
そうであるならば、
自分は人間として全人である
ということが求められます。
人間として未熟な人が
子どもたちの人格形成にかかわるなんて
とっても危険なことです。
今は、教員採用試験の勉強に忙しいと思います。
でも、ぜひ、自分の人格を高めるためにも
今のうちに文学作品は多く読んでおくことをおすすめします。
文学作品は、長い歴史の精査を耐え抜いて存在しています。
人間とは何か?
という問いに答えようとしている作品は
多くあります。
夏目漱石を読んだことが無い
なんて状態で教師になるなんて
ちょっと信じられないくらいのレベルです。
リンクを見てください。
⇒夏目漱石
どうです?ほとんどの本がKINDLEなら0円です。
お金もかかりません!
でも心は豊かになります。
上のリンクから見てもらったらわかりますが、
お金を節約したいなら、
読み放題の方が絶対にお得です。
教採独学なんで読書量こそ
スクールに通っている人を
圧倒する必要があります。
でも、普通1冊1000円くらいしてしまい、
月に数冊読みますよね?
私は紀伊国屋に行くと、
1万円は使っていましたよ。
でも、今は便利ですね・・・
上のリンクのように
月に定額払うと、読み放題ですからね^^;
さて、いずれにせよ、
今のうちに有名な文学作品は
読んでおいた方が絶対に良いです。
実際に教師になると
なかなか日々の授業準備などが忙しく
ゆっくりと読書ができないからです。
小学校の先生を目指すみなさんには、
人格形成のために多くの書物を読み、
人間として高みを目指してほしいと思います。
最高の先生を目指して頑張ってください!