2016年5月24日火曜日

教師は児童生徒に見返りを求めてはいけない

【教師は見返りを求めない。】


これは、私が教師の現役をしていたころ
自分の精神衛生上、
子どもたちの精神衛生上にも
大切にしていたことです。


教員採用試験を受け、
これから教師になろうとしているみなさんは
強い情熱をもち、
希望をもっていますよね。


その情熱に水を差すような話をしますが、
必ずしもその情熱が
子供たちから温かく迎えられるという保証はないんです。


子供たちの中には、
こちらの意図をどうしても理解してくれない子が出てきまs。


どんなに工夫して、どんなに熱意もって授業をしても
やる気なく話を聞けない子もいます。


どんなに工夫を凝らして教室経営をしていても
友達に悪口を言ったり、
私たちに反抗心むき出しにしたりと、
何かしらのトラブルを巻き起こす子がいます。


そんなとき、
自分はこんなにも頑張っているのに
なんで?!
と思ってしまうと
自分が精神的に追いつめられます。


追い詰められた先生の中には、
そのやりきれない気持ちから
子どもたちに強くあたってしまう人もいます。


子供たちに強くあたれば、
子供たちとの関係はますます悪くなります。


教育という仕事は、
即時性があるとは限らない。


右にハンドルをきれば右に曲がる。
そんな簡単にはいかないということを
肝に銘じておくことが大切です。


そういえばあの先生は良い先生だったな
なんて大人になって思い出すことは、
私たちだってあったはずです。


今、目の前の子どもすべてが
自分の情熱をすべて受け入れてくれるわけではない。


子供たちが返してくれるかどうかは関係なく、
ただただ、自分は教えたいんだ。


溢れる情熱で子どもたちと接して
クラスを創り上げていきたい。


結果はどうであれ、
自分がやりたいからやっているんだ。
見返りを求めるためにやっているんじゃない。


あふれ出る知識、情熱がこぼれてこぼれて仕方がない。



そんなイメージをもって教師をすることで、
万が一、子供たちが自分の期待通りにならなくても
心を保っていられるんじゃないかなって思います。


教採の合格とは関係ないかもしれませんが、
みなさんはいつか教師になる人たち。
だからこそ、心のどこかにとめておいてもらえたら
と思って書きました。


では、教員採用試験頑張ってくださいね!



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