急には身につかないけど
どうしても必要になってくる資質があります。
それは教室をパッと明るくできる表情です。
教師になる人は様々な生い立ちがあり、
身に染みついたような暗い顔の人も時々います。
子どもたちには
その先生と1年間過ごしていると
何らかの暗い要素が伝わってしまうものです。
脳の中にはミラーニューロンがあり、
相手の表情を自分も真似し、
気持ちを読み取る機能があります。
毎回先生の暗い表情を見ていたら
学級の雰囲気まで暗くなってしまいます。
人の性格は急に変えることができませんが
簡単に変えることができることがあります。
それが笑顔の表情を作る筋肉なんです。
笑顔というのは筋肉なので、
自分で作りあげることができます。
笑顔の経験が少ない人は
どうしても表情が暗くなってしまいがち。
笑顔も引きつったような笑顔になってしまいます。
そこで教員採用試験の合格を目指しているみなさんは
せめて笑顔はピカイチの先生を目指してほしいと思います。
そのためには毎日の練習が大切です。
朝でも夜でもいいんで
鏡の前で笑顔を作り、
「自分は子どもたちを幸せにする教師になれる」
と自分に言い聞かせてください。
その毎日の積み重ねは
自分の自信となり
表情を変えてくれます。
子どもたちの前でパッと明るい笑顔を
作ることができる教師は
たいてい人気があるものです。
人気の先生をたくさん見てきて
共通していた要素は「笑顔」でした。
ぜひ今日から練習をしてくださいね!