教師をしていると
良い教師とちょっとマズイ教師が
徐々に見えてくるものです。
それを決める要素は多々あります。
その中から1つだけ
教員採用試験を目指すみなさんに伝えたいことがあります。
それは、教える内容に対して
自分自身が最高に楽しめているか
ということです。
そつなくこなしている先生は
不平不満が多くなります。
子どもたちのやる気が高くない。
塾に行っている子は退屈してしまうとか。
その原因は自分であるということを
反省できない先生も少なからずいるものです。
自分が教える内容に面白さを感じることができたら
もっともっと深めていきたいと思えるはずです。
こなすのではなく
自分からもっともっと深めて調べていくのです。
むしろ教師自身が深めるから
楽しくなってくるのかもしれません。
莫大な知識のバックボーンの中から
実際に授業で使うものは少ないかもしれませんが、
子供たちには先生のもつ知識のバックボーンの凄味が必ず伝わります。
ちょっとした授業中の脱線ですら
知的欲求を刺激するものであれば
子どもたちはぐいぐいと集中してくれるものです。
算数であれ国語であれ、
自分がなぜ教えているのか?
何を教えたいのか?
教えている自分は楽しめているのか?
と自問自答とすることで
教えることがどんどん面白くなってきます。
教員際世試験では
学習指導要領を覚えることになりますが、
そこからずれていなければ
自分でどんどん授業を工夫しても良いのです。
でも、校務に追われて余裕がなかったり、
そもそも情熱に欠けていたりする先生は
指導書通りの授業をそつなくこなします。
そつなくこなしている自分も楽しめていませんし、
聞いている子どもたちも飽きてきます。
まずは自分が教えている内容の深みを知り、
楽しんで楽しんで
伝えたくて教えたくてたまらなくなる状態。
そこまで授業研究をしてほしいと思います。
そんな情熱あふれる先生は良い先生と
勝手に周囲から認められるはずです。
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