2017年12月1日金曜日

教師になるか一般企業で働くか迷っている方へ



教師になるということは、
人生の中での一大決心になると思います。


しかし、同時に仕事は二つ選べないから、
教師になろうか、一般企業で働いた方が良いか
迷う人もいることでしょう。


さらに、教員採用試験に不合格した経験のある方なら
なおさら、高い倍率の中、次が合格できるか不安になり、
一般企業で働いた方が良いのかと悩んでいるかもしれません。


教師になるのか、一般企業で働くのか
どっちが良いのか?


そもそも答えはあるのでしょうか?


預言者でない限り、
進んだ先の未来のどちらが正しいかなんて
わかるはずがありません。


わかることは、
あなたが本当に何がしたいのか?
ということのみです。


教員採用試験に必ず合格するなんて保証は
どこにもありません。
ただ、確率を上げることができるのみです。


しかも、その確率を上げたいのであれば、
悩んでいる暇があったら勉強する必要があります。


教師になるという決意が無いなら、
もう一度原点に戻って考えることが必要です。


なぜ教師になりたいと思ったのか。
そこに答えがあるはずです。


その思いが強く、本物であるなら、
一般企業と教師で悩むことは
そもそもなかったはずです。


安定のために教師になりたいのだとすれば、
やめておいた方が良いです。


そんな気持ちで子供たちの前に立つのは偽りです。


安定しているかどうかなんて度外視し、
さらに、教員採用試験に不合格だったら嫌だから
一般企業の方が良いか?なんて考えも捨てられるほどの
強い情熱をもった人だけが教師になるべきです。


迷っているなら
とことん考えてください。


考えることが面倒だからと、
簡単に答えを出せば、
きっといつか後悔する日がくることでしょう。


迷ってください。
そして、答えを自分で見つけてください。


ちなみに私は一般企業から教師になりました。
もう十年以上経ちますが全く後悔はありません。


人を育てる仕事というのは、
それだけやりがいがあるものです。
何せ、人の人生を変えますからね。