テレビではカットされた放送で、
ネットではノーカットの物でした。
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高校は義務教育ではない
------------------------------高校というのは都立であっても義務教育ではなく、
行きたい人が学校の校則を承認した上で入学することが大前提です。
学問を習う立場の人間が指導者に対する暴言を吐くというのは
一般常識としてダメですが、
明文化されていないのであれば、
規則的にはOKになってしまいます。
しかし、それでは教育が崩壊してしまうので、
高校では校則というものを作り、
集団のルールを乱す生徒には指導をした上で、
それに従わない場合は退学させることができるはずです。
通う側は入学以前に校則について聞く権利もあり、
義務教育ではないので嫌なら受験しなくていいのです。
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生徒による暴言の酷さ
----------------------------------ピアスは禁止という校則は学校が定めたもので、
その校則に従うことが大前提で入学しているはずです。
動画を見る限り、そのことに従わないばかりか、
教師に対する暴言は度を越えたかなりひどいものでした。
教師が怒る理由は良くわかります。
教師は体罰は禁止です。
これは絶対です。
そのことは生徒もわかっています。
それゆえに生徒は教師に対して、
何を言われようが暴言を繰り返していました。
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殴る教師について
--------------------------------最終的に堪忍袋の緒が切れた先生が、
生徒を殴るという行為に出てしまいました。
先生が激怒した理由は良くわかりますが、
殴るという行為をしてしまったことには
全く賛成できません。
殴っても当然なんて全く思いません。
殴らないでもっと語ればいいじゃないか
とも言うつもりはありません。
あの場にいたわけでもありませんし、
あの動画以前の生徒と教師の関係、やり取りも
全くわかりませんので。
ただ、殴ることは絶対にいけない
ということだけはわかります。
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高校は義務教育ではないという認識をもつ
----------------------------------------------大切なことは義務教育ではない
という大前提を生徒も教師もお互い
しっかり共通認識をするべきだったのかなと思います。
生徒は中学の延長線上で、
何をやっても許されるという甘えた意識があったことでしょう。
先生は集団を教育する立場から、
彼を何とか改善させたいという思いがあったことでしょう。
両者の思いがそれぞれ激しくなり、
最後は暴力という結果になるまで続いてしまったのでしょう。
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退学させればよかった
------------------------------繰り返しになるんですが、最後にたどり着くのは
やはり高校は義務教育ではないということだと思います。
義務教育ではないからこそ、
指導したけど従わないという警告を保護者にしてもいいはずです。
その結果改善が期待できず、
校則を守ることができないのであれば、
退学させたらよかったのだと思います。
それだけで良かったのかなと思います。
先生は熱血漢だったのかもしれません。
つい、熱くなったのでしょう。
でも、教師という立場でルールが決まっているのだから、
相手にルールに従えというなら、
自分もルールに従う必要があると思います。
結論としては体罰は絶対にダメで、
それをするレベルに達しても校則に従わないなら、
生徒を退学にさせるべく判断を仰ぐために
校長などに話をするべきだったのかなと思います。
教員採用試験の合格を目指すみなさんは
どう考えていますか?
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