2019年3月13日水曜日
目標を具体化することの大切さ【教採】
東大王で有名な伊沢拓司さんの
「勉強大全」に書いてあったフレーズです。
ルールを具体的にすることも大事な要素です。
「集中をきらさなぬようにやる」
「1日も休まない」
のような曖昧なルールは、解釈を変えることで
容易に破ることができます。
「1時間は勉強をしたから、今日は休んでないぞ!」
みたいな言い訳が続くようではダメダメですよね。
このあたりは極端な例だとしても、
「1日の課題を終えるまでは勉強をし続ける」
というような逃げ道のある目標
(ここでは「課題」「勉強し続ける」の定義が曖昧)
だと、ずる賢い頭脳にラクな方へラクな方へと
誘導する余地を与えてしまいます。
伊沢拓司「勉強大全」より
これは子供たちを教えていても痛感することです。
勉強が苦手な子は目標のたて方が曖昧なんですよね。
「算数頑張ります。」
なんて目標だと、全く数値化できていないので、
頑張ったのか、頑張っていないかは、
全くの自由裁量になってしまいますから、
さぼりがちになるのも当然です。
教員採用試験の勉強していても、
「1日6時間頑張る」
なんて言葉だと、
どう頑張るのかが曖昧なので、
適当に座っている時間が30%あっても、
頑張った風な感じがあるので
自分の中ではOKとしてしまうこともあり得ます。
何ページを何時までに終わらせる。
終わらせるとは問題を解いて、
正答率が9割いくこと。
そうやって具体的にしていけば、
勉強の質は格段に高まると思いますよ。
この伊沢拓司という人は、
私より年下ですが、
東大に入り、クイズ王にまでなっているだけあって、
勉強に対する考え方についてはプロだと感じました。
気になる方は読んでみた方が良いです。
勉強の質は高まるでしょうね。
くわしくは
⇒伊沢拓司「勉強大全」
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