個性豊かな子というお題目が
教育の世界では唱え続けられています。
みなさんはこれから教師の世界に飛び込む人たちだからこそ、
今のまっさらな目をもって
教師の世界を見つめてください。
染まらないでください。
果たして教師の世界は個性が豊かなのかと。
通知表を書く時期になったらわかると思います。
何を書くかがんじがらめです。
気が付けば、みなさんは染まってしまうかもしれません。
通知表の書き方なる本の文例に・・・
一人一人の個性をいかした通知表の文例集・・・
書き手である教師の個性はしんでます。
そして、言いたいことも書けないのが今の通知表なんです。
何か少しでもマイナスの表現があれば、
管理職に書き直しを迫られることも多くあるでしょう。
だんだん追い詰められて書くことがなくなり、
文例集に逃げ込む教師が多いのが現状なんです。
みなさんは、まっさらな目をもって、
そんな世界はおかしい!と声をあげてほしいです。
染まらないでほしいです。
服装、髪型、授業方法・・・
あらゆるところで皆さんの個性は
押し込められていきます。
だからこそ、個性を失った先生たちが
子供たちの個性を育むという矛盾が生まれてしまうのです。
みなさんは個性を失わないでください。
自分らしさを失わないでください。
教師という肩書に染まり切らないでください。
教師になった皆さんにぜひ伝えたいことでした。
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