2019年12月9日月曜日

個性がない教師が個性を育む矛盾


個性豊かな子というお題目が
教育の世界では唱え続けられています。



みなさんはこれから教師の世界に飛び込む人たちだからこそ、
今のまっさらな目をもって
教師の世界を見つめてください。


染まらないでください。



果たして教師の世界は個性が豊かなのかと。



通知表を書く時期になったらわかると思います。


何を書くかがんじがらめです。


気が付けば、みなさんは染まってしまうかもしれません。
通知表の書き方なる本の文例に・・・



一人一人の個性をいかした通知表の文例集・・・


書き手である教師の個性はしんでます。


そして、言いたいことも書けないのが今の通知表なんです。
何か少しでもマイナスの表現があれば、
管理職に書き直しを迫られることも多くあるでしょう。


だんだん追い詰められて書くことがなくなり、
文例集に逃げ込む教師が多いのが現状なんです。


みなさんは、まっさらな目をもって、
そんな世界はおかしい!と声をあげてほしいです。


染まらないでほしいです。


服装、髪型、授業方法・・・


あらゆるところで皆さんの個性は
押し込められていきます。



だからこそ、個性を失った先生たちが
子供たちの個性を育むという矛盾が生まれてしまうのです。


みなさんは個性を失わないでください。
自分らしさを失わないでください。
教師という肩書に染まり切らないでください。


教師になった皆さんにぜひ伝えたいことでした。

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